義両親の実家へ帰省したり、義両親から届く荷物をあけたりすると
- なぜ義母はこんなどうしようもないものを私にくれるんだろうか。
- どうして義母はこの時期にこれを私にくれるのだろうか。
- そもそも義母が嫌いだから何を貰っても嬉しくない
このような思いをしたことはありませんか。
私は出産前は義母と仲が良かったので、いらないものでもニコニコと受け取っていました。
しかし産後は義母との縁をいかに早く切るか考えるほどの不仲に。
それでも義母は夫や孫のために、夫の好きな食品や夫の時に使っていたベビーグッズを私に託そうとしてきました。
不仲でもなかなか義母に直接
「いらない」
とは言いづらい。
このように義母からいらないものを渡された時、実際に私が義母に対してどう対応したかお伝えします。
いらないものを義母から貰ったら?断るのが正解!
いらないものを義母から直接貰うような状況になった場合は、必ずその場で
「いらない」
ということを伝えるのが大切です。
なぜかと言うと、一度受け取ってしまうとあげた側(義母)は、あなたが喜んだと勘違いするからです。
こうなると義母は、あなたが次の時にに断っても“遠慮している”などと勘違いを大きくしはじめます。
そして最終的にあなたが
「いらなかった、趣味ではない」
と伝えると
“どうして言ってくれなかったの??”
と、信頼関係を失うことになる可能性があるからです。
もちろん義母が嫌いでそのような状況になっても構わない場合はこれで構いません。
ただ出来れば穏便に過ごしたいと言う方は、必ずその場で断ることをおすすめします。
ただ、なかなか目の前に義母がいる状態で
「いりません」
と、答えるのは立場的に気まずいもの。
そんな時に使える断り方をお伝えします。
いらないものを義母から貰った時は、まずお礼を…
義母がいらないものをくれる時に断る方法を伝える前に、ひとつ覚えておいておくと良い言葉をご紹介します。
それは
≪クッション言葉≫
というものです。
ビジネスの中では有名な言葉なので、ご存知の方も多いと思います。
このクッション言葉というのは、
“会話をしている中でストレートに伝えると攻撃的になる言葉の前に沿えて、相手の人への衝撃を和らげる言葉”
指します。

この言葉を使うことで、伝えるあなたも言いにくいことを義母に伝えやすくなります。
義母に対してビジネスまでの表現は必要ありませんが、ちょっとした感謝の言葉や労いを添えるとグッと会話がよくなります。
例えばですが…
ただ「いらないです」という言葉だけを義母に伝えると、これだけでトラブルに発展しそうな状況が目に浮かびます。
しかしこれを
- お気遣いありがとうございます。しかし大変申し訳ありませんが…(理由~)
- わざわざ私のためにご用意いただきありがとうございます。(理由~)
- お気持ちありがとうございます。(理由~)
と、少しクッション言葉を入れることで、格段に相手(義母)の衝撃は抑えられトラブルになる可能性も減るのです。
義母もあなたとの仲を探っている
義母がいらないものをくれるというのは、
“あなたと仲良くなりたい”
“なにかあたなにしてあげたい”
そんな気持ちの表れなのかもしれません。
だからこそいい関係を継続するためには、まずはその気持ちに
“お礼と感謝”
を、伝えるといいでしょう。
これを踏まえ、義母からいらないものをもらったらどのようにするのが良いのかご紹介します。
いらないものを義母から貰ったら?夫を上手に使う
義母が渡したい相手は、実際は私ではなくて夫や孫が目的。
そのため「これを作って食べさせてあげて」と食材を貰えば、そのまま夫に「作って食べなさいって」と目の前で渡していました。
夫は料理が上手なほうではないので、手のかかりそうな食材であれば「いらない」とそのまま実家において帰るし、私が直接断るわけではないので角も立ちません。
また夫に着せていたベビー服やベビーグッズを私に渡そうとした時も夫を呼んで
「これ着せて街歩きなさいって。このおもちゃ舐めさせて遊ばせなさいってお義母さんが言ってるよ」
と義母の前で渡していました。
新品でもない30年前に3兄弟が使ったベビー服やおもちゃですよ?
洗濯はしてありましたが、ボロボロでミルクのシミもとれてないようなやつです。
想像しただけでも気持ち悪くないですか?
それを平気で孫に着せようとする人間です。
これは私が直接言うと言い合いになりそうだったので、夫が私の気持ちを代弁するかのように否定していました。
このように何か義母から直接渡された場合は、旦那様を介して断ると言うのが1番角が立たない方法なのです。

受け取ってしまうと「なんで着せないの?」なんて言われるので、もらったその場で旦那様から断ってもらうのがベストです。
いらないものを義母から貰ったら?理由をしっかりつけて断る
義母から貰って困るものとすれば、義母自身が使っていた「服や小物」。
ブランド品や宝石など良いものであれば使える可能性は十分にあります。
しかし無名ブランドの趣味でもない、サイズすら合いそうにないものを押しつけれらると困りますよね。
このような時は、必要ないということをしっかり理由をつけて断りましょう。
- 最近、断捨離を始めたのでこれ以上家に物を増やさないようにしています。
- 子どもが誤飲すると危険ですのでアクセサリーはつけないようにしています。
- 子どもが汚すため、白物の服は遠慮いたします。
- すでに同様の物があります。さすがに複数は遠慮いたします。
あげると言われた物や、あげると言われた状況で断り方は違ってきます。
しかし貰うもの自体を直接否定するのではなく、今のあなたの環境で使う必要がない、もしくは使えないということを理由にすると角が立ちにくいです。
いらないものを義母から貰ったら?処分前提の話をする
義母からいらないものを貰う場合、
“義母も必要ないもの”
ということですよね。
であれば、処分前提で受け取る話をするのも一つです。
- 必要ないのですか?それならフリマアプリで売却してもいいでしょうか?売れれば子どもの服やおもちゃを買うようにいたしますので。
- 受け取っても私も使う機会がなさそうです。しかし処分が必要であれば私が処分いたしましょうか?
- 友人の○○さんが欲しいと前に言っていたので、私も使いませんし譲ってもいいでしょうか?
このように、フリマアプリや友人に譲るなど「私は使わないことが前提、最悪捨てる」と言うことを、義母に伝えてしまうと言うのも手です。
本当にいらないのであれば義母も承諾するでしょう。
反対に自分の中であなたが使わないくらいであれば、自分が使うというものであれば
「そうですよ。私になんて勿体ない。是非最後まで使ってあげて下さい」
と、義母自身に使わせて(着せて)しまえばいいだけです。
状況や言い方によっては多少ぎくしゃくするかもしれません。
しかし必要もないのに貰ったあとに「あの時にあげた服は着ないの?」なんて聞かれたりするよりは、よっぽど気持ちも楽な言い方です。
義母から貰ったいらないものを断れる人間関係を築きましょう
義母から貰った要らないものは、いつまで経ってもいらないもの。
家に持ち帰ったところで、捨てることも出来ず、使うことも出来ず…。
結局、家のスペースをとるだけです。
また受け取ってしまうと、その後の行方を義母は必ず聞いてくるはずです。
そうなると着たい服や、持ちたいものを限られることもあるかもしれません。
そんな気遣いをするような日々を永遠と送るのは、苦しいし面倒ですよね。
だからこそ受け取らずに、断るのがベターなのです。
義母からの好意を受け取らないと言うのは確かに印象は悪いかもしれません。
でもあなたのその嘘の付き合いがばれた時は、信頼関係を失うほどのものになるかもしれません。
そう考えるとその場で義母からの好意を断るのは決して悪いことではありません。
むしろそれくらいで人間関係がぎくしゃくするなら、それまでです。
長い付き合いが必要になる姑付き合いだからこそ、必要ではない好意は断る、断ることができる関係を作っておくべきだと私は思います。
いつも義母の前で良い嫁をしていても断れない人間関係であれば、その仮面はいつか私達、嫁姑関係のように崩れ去ってしまうかもしれません。
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